学生相談室には、臨床心理士と公認心理師資格を持つカウンセラーと、各学部教員の相談員がいます。
静岡キャンパス相談員のプロフィール
田中 美砂子(学生支援センター学生相談部門特任准教授/カウンセラー)
春のキャンパスには、受験から開放され、自由を満喫している皆さんの姿が見られます。けれども中には、「おめでとう」のことばも空しく、再受験を考えている人もいるでしょう。「やらなくてはいけないこと」がなくなって、途句方に暮れている人もいるでしょう。自分の居場所が見つからずに、大学が遠くなっている人もいるでしょう。やがて専門と自分の興味や適正、研究室の人間関係、卒業後の進路等が心を重たくすることもあるかもしれません。今まで棚上げにしてきた問題や家族に向き合う必要に迫られることもあるかもしれません。そういう時はチャンスです。大学では、自分に向き合う時間と場所、そしてそれを支える人が確保できます。どうぞ遠慮なくドアをノックしてください。
戸澤 有為子(学生支援センター学生相談部門特任助教/カウンセラー)
学生時代は、人生の夏休みとよく例えられるように、自由な時間が一杯あり、いろいろなことに挑戦できます。皆さんにとって、社会に出ていく前の貴重な準備期間ですが、有限でもあります。
広いキャンパスの中で、自分の居場所が見つからず、不安や孤独感に押しつぶされる瞬間を感じることがあるかもしれません。そういう時にこそ、相談室に一歩足を踏み出してみてください。
有限な学生時代をどのように送るか、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。
藤井 真生(人文社会科学部相談員)
みなさん初めまして。人文の社会学科で西洋史を教えている藤井です。私は大学入学とともに一人暮らしをはじめ、留学も経験しました。その中で生活上の困難や挫折もある程度は経験してきたつもりです。きっとみなさんが抱える悩みにも一緒に向き合えると思います。今はSNSで気軽に情報を共有できる世の中になりましたが、それでも学生がもっている情報と、教員・職員がもっている情報には差があります。こちらのもつ情報を利用するくらいの気持ちで、どうぞ気軽に相談してください。
安藤 研一(人文社会科学部相談員)
静岡キャンパス学生相談員の安藤です。コロナ禍も落ち着きを見せ始め、新入生のみならず、2年生以上の人たちにとっても、昨年度までとは異なる大学生活を迎え、新たな環境への順応が求められてきていますが、その事自体がプレッシャーとなるかもしれませんね。また,大学での生活、学び、人間関係などの中で、悩みを抱えることがあるかもしれませんね。そんな時に誰かに話を聞いてもらう事によって、事態が好転することはよくあり、学生相談員はそんな話し相手の一人です。何かあれば、遠慮せずに学生相談室のドアをノックしてください。
内山 秀樹(教育学部相談員)
教育学部で物理を教えています。専門はX線天文学です。宇宙と物理は他の人より少しだけ詳しい筈ですが、それでも学生さんと研究を進めている時の実態は「学生さんと一緒に悩んでいるだけ」だとしみじみ思います。専門の宇宙や物理も怪しいので、皆さんに大学生活に関して良い助言はできません。ただ「一緒に悩む」ことはできそうです。研究でも「一緒に悩んで」あれやこれや話したり試したり調べたりすると次第に解決策が見えて来たり(来なかったり)します。なので、悩み事がある方は、まずは一人ではなく一緒に悩みましょう。
嘉規 香織(理学部相談員)
理学部物理学科の教員で、専門は原子核理論です。数十年前に大学生だったことを思いだしてみると、大学受験を終えて新入生になった頃には「これで好きな事だけ思いっきり学べる!」と嬉しかったと同時に、新しい生活・勉学環境に不安だった様に思います。時間の経過とともに環境には慣れていけましたが、学ぶことの指数関数的増大(大げさか?)に途方に暮れたこともありました。数十年前に皆さんと同じ学生だった先輩として、何かアドバイスが出来ればと思っております。
加藤 竜也(農学部相談員)
静岡キャンパス学生相談員の農学部応用生命科学科加藤竜也です。新しい年度が始まり、新たな気持ちで生活をスタートする学生も多いと思います。学生生活では、今のことだけでなく、将来のことや過去のことなど不安になることもあるかもしれません。自分で色々と考えて自分なりの答えを見つけてくことが必要ですが、そのときに、自分だけではどうしようもないことがあると思い
ます。そのようなときは、学生相談室まで来て話を聞かせてください。
小池 亨(グローバル共創科学部相談員)
グローバル共創科学部の教員の小池です。専門は発生生物学。動物の発生・再生メカニズムの研究を行っています。大学生活は学業面でもプライベート面でも、高校までの環境とは大きく異なります。新たな環境で多くの人と出会い、様々な経験を積んでいく中で、時に戸惑ったり、プレッシャーを感じたり、悩んだりすることがあるかもしれません。そんな時は1人で抱え込むのではなく、まずは気楽に話をしに来てください。
浜松キャンパス相談員のプロフィール
藤居 尚子(学生支援センター学生相談部門特任助教/カウンセラー)
人づきあいを苦手とする人は少なくありません。大学で友達がいれば助かることは多々ありますが、人と関われば関わるほど、傷ついたり、落ち込んだり、トラブルに巻き込まれることも増えてしまうのは確かです。そう考えると、ソロプレイヤーとして歩むのも賢明な選択といえる側面もあります。いっぽうで、人と関わることで自分の内にある何かが刺激され、ときにはそこから新たなものが生まれることがあります。それは、自分に対する気づきであったり、悩みや行き詰まりに活路を開いてくれるヒントであったり、はたまた新たなチャンスが降ってわくことさえあります。人づきあいに疲れてしまった人にとっては特に、カウンセラーとはいえ初対面の誰かと話すのはハードルの高いことのように感じられるかもしれませんが、ともかく相談室にコンタクトしてみてもらえたらと思います。
太田 裕一(保健センター浜松支援室教授・学生相談副担当/カウンセラー) ota.yuichi@shizuoka.ac.jp
カウンセリングというと特殊な人のためのもの、というイメージが一般にはありますけれど、本当はそんなことはありません。カウンセリングの一番大事な部分は「変化」を目指すことです。カウンセリングは今の自分に何か変化がほしい人のためのものです。その変化のためにいろいろなテクニックを編み出していくことが、人が成長するということなのです。どう変わったらいいかわからないという皆さんも結構いると思いますが、進む方向がわかるときというのは、課題の一番大切なところはすでにクリアされているのです。何だかはっきりしないもやもやを抱えている人ももちろん、お気軽にご相談ください。
宮﨑 さおり(工学部相談員) miyazaki.saori@shizuoka.ac.jp
工学領域化学バイオ系列の宮崎です。大学生になり、新しい環境に身を置く中で想い描いた未来とは、違う場所にいるような、そんな気分の学生さんもいるのではないでしょうか? 勉学に励みたいと思っているのに、やる気がおこらなかったり、不安が大きくなりすぎたりして、逃げたくなる人もいるかもしれません。1人だけで抱え込まずに是非、相談室にも来てください。自分の問題が何か分からなくても、言語化できていなくても大丈夫です。まずは気軽に訪れてくださいね。
安富 啓太(工学部相談員) yasutomi.keita@shizuoka.ac.jp
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新しい生活に向けて、不安もあるかと思いますが、自由度の高い大学生活は人生においてかけがえのない楽しい時期です。新しい出会いや経験を通じて、自分自身の価値観や世界観が広がることもあるでしょう。良い経験を手に入れるためには、自分自身で決断し、行動することが必要です。一歩ずつ着実に歩んでいってください。この大学生活を楽しみながら、学びを深めていってください!
脇谷 尚樹(工学部相談員) wakiya.naoki@shizuoka.ac.jp
新入生のみなさんご入学おめでとうございます。私の専門分野は無機材料(セラミックス)です。縄文時代の素焼きの土器から現在の半導体までセラミックスは人類の生活を縁の下で支えてきました。閑話休題、これからの大学生生活の中できっと皆さんはこれまで経験したことのないような貴重な人生経験を重ねていくことと思います。その中でひょっとしたら躓いたり、困ってしまったりすることもあるかもしれません。そんなときの相談相手の一人として少しでも皆さんのお役に立つことができれば幸いと考えています。気楽に相談に来てください。
増澤 智昭(情報学部相談員) masuzawa.tomoaki@shizuoka.ac.jp
こんにちは、情報学部情報科学科の増澤です。4月から浜松キャンパス学生相談委員になりました。大学生活で出会う悩みの多くは、そもそも何をどう相談したらよいかわからないような悩みです。人間関係のこと、勉強のこと、将来に対する不安など・・・。ぼんやりしていて、このままではまずいけれど、どうしたらいいかわからない、そんな悩みです。そういう悩みは、わからないまま相談室に持ってきてください。相談員と色々話す中で、自分が何に悩んでいるかがハッキリすれば 解決の道も見えてきますよ。もちろん、具体的に困ったことがある場合もご相談ください。
岡久 太郎(情報学部相談員) okahisa-taro@inf.shizuoka.ac.jp
ご入学おめでとうございます。大学からは、高校までと比較して、様々な面で自由度が増し、自分自身で選択をする場面が多くなります。どの授業を受けるか、どの部・サークルに入るか、何のアルバイトをするかといった様々な選択肢の中から、自身で答えを見つけていく必要があります。私自身も大学時代そうでしたが、このような選択に迷ったり、最初に選んだ答えが間違っていたりということがしばしば起こります。そういった時は、ぜひ周りの人や我々相談員に気軽に相談してもらえればと思います。